ニコ☆プチ

2022.05.14

学校

【いつから受験を意識した?】中学受験アンケート【保護者へん】


2022年度入学の、首都圏中学受験者数は推定5万1100人とされ、過去最高の数字となっています。
コロナ禍での不測の事態への対応力が評価された私立・国公立の人気はじわじわと高まっています。

これまで、公立中学の進学だけを考えていたご家庭でも、選択肢の一つとして「中学受験もアリかも…」と思っていらっしゃる方も多いのでは?

そこで、今回はニコ☆プチ公式Instagramにて、中学受験を乗り越えた親子にアンケートをしました。「いつから受験を意識したのか」「受験中大変だったことは?」など、経験者からの生の声をご参考ください。

Q1 中学受験を意識したのはいつから?


今回のアンケートでは、3年生以下から準備を始めたご家庭も2割近くいた反面、半数以上が5、6年生になってから準備を始めたという回答でした。

受験校によって、4科目(国語、算数、理科、社会)受験、2科目(国語、算数)受験など多様な受験形式があり、科目が多い場合はそれなりの準備期間が必要と言えそうです。

しかし、中には一つの得意科目だけで合否が決まる「1科目受験」という制度を採用している学校もあります。得意な科目で受けている子がほとんですので、1科目と言えども油断はできませんが、少し偏差値の高い学校でも、重点的に準備をしてチャレンジするという選択肢もありそうですね。

Q2 学校以外での勉強方法は?


集団学習塾は地域差なく取り入れられる勉強方法であり、圧倒的に通っているご家庭が多いようです。
コロナ禍では、塾でもオンライン学習を取り入れ、「通わなくても学べる」体制を整えているところも増えています。

また、家庭での学習だけで挑んでいるご家庭があることにも注目したいですね。現在市販の学習参考書は目的別に多種多様のものが販売されています。

中学受験問題のほとんどが学校で学んだことの延長と考えれば、塾や家庭教師などを利用しないで挑むことも不可能なことではないようです。

Q3 受験中大変だったことは?


この質問で特に多かった回答はこの3つ。

・成績関連

「安定した成績が取れなかったこと」「親のほうが成績に敏感になってしまうところ」「成績に伸び悩んだこと。成績が上がらず子どもが情緒不安定になったりしたこと」

・子どものモチベーション維持

「周りの子は受験を意識し出しているのに、ウチの子は全然意識していなくて…笑」「娘のやる気のキープ」「子どもの勉強をするやる気がなかなか上がらず、机に向かわなかったこと。遊びたい気持ちと勉強をしないといけない気持ちが噛み合わずストレスが爆発してたこと」

・家族間の雰囲気

「成績が悪いと結構家中がくらい感じになるので大変だった」「塾塾……と意識しすぎて、本人が追い詰められているようだった」
人生で初めての受験という子どもがほとんどの中学受験では、子ども本人や保護者が追い詰められてナーバスになってしまうことが多いようです。

勉強をする時間と休む時間のメリハリをつけるほか、あまりにも追い詰められたのならば、本当に受験をするべきかどうか、というところから親子で考えてみる必要もあるかもしれません。

一方で、特にストレスなく受験期間を過ごせたというご家庭も多くありました。
高校や大学と違い、公立にそのまま進学するという選択肢もある中学受験は、なるべく心に余裕をもっていたいですね。

Q4 受験が終わって思う「こうしておけばよかった」ということは?


ここでは、以下のような回答がありました。
「もっと早くから塾に通わせておけばよかった」
「体調管理を気をつければよかった。あとから聞くと色んな体調管理アイテムがあって、もっと調べておけば……と思った」
「もっと早く第1志望の学校を設定し、対策すればよかった」
「勉強しなさいと怒りすぎたなと反省した」
「受験日当日のスケジュールを想定した生活リズムを、早くからさせればよかった」

多くの保護者からの回答から見えるのは「余裕のある準備期間が大事!」ということ。
受験校設定、塾選び、受験当日のシミュレーション……考えればキリがないですが、思い浮かぶことから逆算して、「今の時期にすること」を整理することが大事だと言えそうです。

いかがでしたでしょうか?
受験については各家庭の事情もあり、ママ友、パパ友であってもなかなか聞きにくいはず。
受験について「こんなことが知りたい!」というリクエストがあれば、ぜひInstagramなどのコメントで教えてください!

今後も中学受験について、ニコ☆プチならではの視点から取り上げていきます。

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Illustration/Aki Sugii Text/Yoko Masaki

タグ: ライフスタイル 学校中学生

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