『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』天城ジン役★　板垣李光人と“君”と“世界”のハナシ

Q.映画の舞台は希望の都市『ユートピア』。イラストも描かれる板垣さんですが、ユートピアをテーマに描くとしたら？
「んー何だろう。何を持ってして、“ユートピアとするか”ですよね。すごく哲学的な話になってくる（笑）。人間の……言わば煩悩みたいなものは捨てて、生まれる前の“アダムとイヴの世界”をユートピアとするのか、もしくは人間の煩悩があるからこそ、世界が豊かだと捉えるのか……。それによって、変わってはくるんですけど（笑）。描きやすい方だと……アダムとイヴ的なイメージかなと思います」



「終わり」があるから「はじまり」がある★　最近新しくはじめたことは？
「昨年はセットで撮影することが多くて……。冬のロケがどんなものなのか、忘れていたんです。最近一日中外でロケをしていると、お弁当の米が石みたいになっていることがあって。ロケだから仕方がないんですけど（笑）。そうだ、ロケってこういうものだったなと思い出し……このところ現場に、米を持っていくようになりました。自分で一合分くらい炊いて」

一生のうちに挑戦したいことは？
「服を作ること。あとは海外に住みたい。パリに……。一度一ヶ月くらい長めにステイして、試したい。自分にあった土地を見つけたいですね」

作品の見どころをお願いします！
「個性豊かなキャラクターが登場しますが、それぞれが追い求める“愛”はどれも違うもの。画面を通して、共感できるキャラクターがきっといるはず。愛と熱さを、この映画から受け取ってもらえたらと思います。それと、“きみセカ”の世界観を構成するなかで重要なゴーレムや、CGを駆使した壮大な映像も作品の魅力。大きい画面で楽しんでいただけたら嬉しいです」



板垣さんが演じるのは、スラム街となっている地下街で物品を売りながら生活し、大和（高橋文哉）へ近付く地下の悪党、天城ジン。生き別れたままになっている兄に一目会いたいと密かに願うジンの姿を是非、劇場で。



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INFORMATION
1月26日（金）全国ロードショー
『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』
希望の都市ユートピア。しかしそこは、人間の欲望が生み出した絶望の塔だった。ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された終末世界で、響（竹内涼真）が選ぶ選択とは？　日本テレビ×Huluによる共同製作の連続ドラマシリーズ『君と世界が終わる日に』、遂に響の物語が完結。

 ©︎2024「君と世界が終わる日に」製作委員会

PROFILE
板垣 李光人（いたがき・りひと）／2002年1月28日生まれ。映像作品に欠かせない存在となった、若手実力派俳優。主な出演作品は「仮面ライダージオウ」（2018～2019）、「silent」（2022）、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』（2023）、『どうする家康』（2023）、「フェルマーの料理」（2023）等。