ニコ☆プチ

2025.10.13

エンタメ

【10月17日(金)公開映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」】當真 あみちゃん・齋藤 潤くんインタビュー♪


演じた役について深掘り☆

それぞれ演じられた役についてどう思われますか?

當真「原作では日向くん目線で物語が進んでいくので、私自身萌ちゃんはどんな女の子なんだろう?って思っていて、少し謎めいた不思議な魅力のあるイメージだったんですが、脚本を読んでみるとその印象がガラッと変わりました。萌ちゃんはすごく自分の気持ちに素直でまっすぐで……ちょっと天然っぽさがあるような天真爛漫の女の子なのかなというふうに印象を受けました」
 
齋藤「原作、脚本もどちらを通しても本当に優しい印象を受けますし、とても柔らかい人物だなって思っていたので、あとは日向の持つマイペースな部分を大切にしたいなって思いながら演じました。映画の中で日向は萌ちゃんに気づかされて成長していく部分もあって、すごく人間味のあるキャラクターだなと思います」


演じられた役と似ている部分、似ていない部分を教えてください!

當真「私は萌ちゃんに似ていないなって部分が多くて、特に気持ちに素直で行動力があるところとかはすごくいいなって思います。日向くんに思いを伝えるところとかは、私だったらためらって言い出せないなって思います」
 
齋藤「僕は今までお芝居させてもらった役の中で、一番距離が近いなって感じる瞬間が多かったです。日向くんが思う“好き”や“幸せ”みたいなものは、僕も感じられている瞬間はあるなって思ったので。人に対して人一倍思いやりを持っていて、周りに優しさを放つ日向くんに対して、すごいなって思うところはたくさんありました」


役を演じる上で苦労したことはありますか?

當真「萌ちゃんから出てくる発言をどれだけ自分に自然に落とし込んで言えるかというところで結構悩みました。私と萌ちゃんは性格や考え方も全く違うような女の子なので、その萌ちゃんをまずは理解して、セリフだったりとかをかみくだいてというのをかなり意識しました。少し天然なところやちょっと突っ走ってしまうところがすごく可愛らしいんですけど、いきすぎてみんなを置いていっちゃってもいけないし……どれぐらいの塩梅でやったらいいのかなというのはすごく考えながらお芝居しました」
 
齋藤「ぼくは現場で、同じシーンを何カットもやらせていただくことが多かったです。僕が及ばない部分がたくさんあって、自分自身にちゃんと向き合えていなかった部分は何度も挑みました。日向を通して気づく瞬間が多く、今回僕自身、すごくレベルアップさせていただく場をもうけていただいきました」


酒井監督から言われて印象に残っている言葉はありますか?

當真「私は撮影前に本読みをさせていただいていて、その時に萌ちゃんのピュアな性格を表すものとして、動きなどをつけたいみたいなのをリクエストいただいて、自分でも準備していきました。現場に入っても、こういう動きをやってみてほしいなどもいただいたんですけど、気持ちの面ではそこまで監督から指示はなく、今どう思ったか・どう感じたかみたいなのを聞いていただき、それから動きを調整したりとかの演出が多かったです」
 
齋藤「僕も本読みの時やリハーサルが終わった後に1対1でお話しさせてもらう時間を取っていただいて、日向の声のトーン、まとうオーラ、目線の使い方だったりをクランクイン前にお話しいただいて、それを大切にしたいなっていうのはすごく思いました。何度も現場を止めてしまうことがたくさんあったんですけど酒井監督をはじめとしたスタッフの皆さんが、何度もチャンスをくださったので、本当に感謝の気持ちです」


完成された映像を見て実際に見ていかがでしたか?

當真「自分が萌を演じていたっていうのもあって、萌目線で映画を見ていたんですけど、台本ではもちろん読んでいても実際映像では見れていない部分、例えばお父さん、お母さんのお二人だけのシーンとかはグッときました。田中麗奈さんとユースケ・サンタマリアさんとは、笑顔に溢れたシーンがたくさんあるんです。お二人とも現場にいる時も明るく気さくな方で、よくお話しをさせていただいたのですが、そんなお二人の辛いシーンとかを見ると萌としても両親のそういう表情を見ると心が辛くなりました」
 


齋藤「僕はとにかく温かい気持ちになったっていうのが一番です。皆さんのそれぞれの愛が集まっていて、2時間に温かくて幸せな時間が詰め込まれている映画がたくさんの方に届けばいいなって思いましたし、僕も萌ちゃんが日向くんにかける言葉に、改めて勇気をもらえて、背中を押してもらえた感覚になりました」
 





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Photo/Arai Yuka Hair&Make/SAKURA(makiura office)[當真あみさん], JANE(KIND)[齋藤潤さん] Stylist/ JUNKO OMURA[當真あみさん], Tomohiro Iwata[齋藤潤さん] 衣装クレジット[齋藤潤さん]シャツ¥31900/ arenotis、他スタイリスト私物

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