ニコ☆プチ

2026.08.12

インタビュー

【元プチ㋲七木奏音ちゃんも登場!】夏休み!オン・ワークショップ2026に密着レポ♡

舞台で大活躍中☆ 七木奏音ちゃんにインタビュー

元プチ㋲で、ニコ☆プチの表紙もかざったことがある奏音ちゃん。卒業して約16年……現在は舞台を中心にはば広く活動している奏音ちゃんに、演劇の楽しさについていろいろと聞いてきたよ♡


 
――演劇の世界に進んだきっかけは?
もともとはお母さんがミュージカルとか舞台を観るのが好きだったから、よく一緒に連れて行ってもらってたんです。それこそ『ライオン・キング』とか『オズの魔法使い』とか! プチ㋲になったのは小5とか小6で、その前から舞台にはよく触れていました。前の事務所に入ったのはたしか小4だったと思うんですけど、そのとき事務所の先輩である肘井美佳さんや、当時スターダストプロモーションにいた小西遼生さんの舞台もよく観に行かせてもらっていて……でも自分が舞台に立つとかはそのときはまだ考えてはいませんでした。
ただ、小5のときに『スイッチを押すとき〜君達はなぜ生きているんだ〜』という舞台を観に行って、内容は子どもにはちょっとむずかしい話だったんですけど、照明の感じや劇場のにおいとか、たくさんでてくる小道具とかがすごく印象に残って! そこぐらいかな、「舞台っていいなぁ、私もやってみたい!」と仕事と意識して考えるようになったのは。それからはいつか舞台に立つことを目標にして、演技レッスンとかいろいろがんばろうと思うようになりました。

――初舞台はいつですか?
初舞台は高校2年生のときで、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン -La Reconquista-」です!

――初舞台で役を演じたときの気持ち、覚えていますか?
 『美少女戦士セーラームーン』は言わずと知れた有名な作品ですし、そのミュージカルだったので、プレッシャーは大きかったですね。でも、まだ高校生でガキンチョだったし、ペーペーもペーペーだったので、いい意味でこわいもの知らずな部分があって(笑)。それが逆によかったんだと思います。
きんちょうはしたけど、すごく楽しんでやっていたし、当時は舞台に立つメンバーの中でも最年少だったので、お姉さんたちにしばいけいこにいっぱい付き合ってもらって、がんばることができました。

――プチ㋲のときは大きな声を出すというよりもおとなしいイメージがあったから、舞台の上であんなにもハッキリ大きな声を出しているすがたを見てなんだかうれしかった! だんだんと性格も変わりましたか?
いや、性格は全然変わってないと思います(笑)。でも舞台上だと大きな声が出るんですよね。たぶんスイッチが入るような感覚! とはいえ、昔よりは人見知りもへったし、仕事場での自分のありかたにもなれて、人とコミュニケーションがとれるようになったかもしれないです。だんだんと……という感じではありますね。コミュニケーションにしても舞台上でたくさんの人と関わることによってうまくとれるようになったので、舞台のおかげかもしれないです(笑)。

――舞台は舞台でも、アニメやまんがの原作がある2.5次元の舞台と原作のないストレートの舞台があると思いますが、役づくりにあたってのちがいはありますか?
20代前半から中ばんにかけては2.5次元の舞台を多くやらせてもらっていて、自分の中で原作が役づくりのベースになっていました。『美少女戦士セーラームーン』もまんがとアニメではちょっとちがいがあるんですけど、舞台はそこのいいとこどりみたいな感覚で考えていました。2.5次元は原作を大切に、かつリスペクトしながらやるので、アニメがあれば声の演じ方の参考にしたりしていましたね。でも2.5次元のすごくいいところは、まんがやアニメではコマに写っていないところも舞台では生きているから、そこをどうやってすごすのかを考えられるところ! それを考えながら演じるのがすごく楽しかったです。
ストレートの舞台は、文章から自分で役を読み取るので、役づくりにすごく時間がかかるんです。だからこそ、自分の中にいろんなキャラの引き出しが必要になるので、人間観察をよくしています(笑)。友だちや、街を歩いている人とかも、「この人はあの役っぽいな」みたいにずっと考えながら見ています。

――どちらが好き! というのもあったり?
どちらにもちがったよさがあるので、どっちも好きです! 2.5次元だと人間じゃない役もあっておもしろいし、ストレートの舞台はちゃんと人間を演じることが多いんですけど、その差が自分的にはすごくやりがいにつながるので、どちらもとっても楽しいです!

――舞台のお仕事をしていて、いちばんアツいなと感じるしゅんかんはいつですか?
舞台の本番、完成した作品をお客様の前にお届けするしゅんかんもすごく好きだし、アツいんですけど、私がいちばんだと思うのはけいこ中かも!
ひとつの舞台をつくるまでのかていでいっぱい怒られて「わーもう無理かも〜!」ってへこたれちゃうしゅんかんもあるけど、そういうときにこそ「がんばろう!!」ってアツくなるし、怒られながらも自分のやっている意味をけいこ中に感じるんです。
あとは、共演者の方たちのおけいこを見て「わぁ、すてき! 私もこういうふうになりたい」ってしげきを受けることもたくさんあるし、演出家さんにいろんな言葉をかけてもらって、そこに情熱を感じたりもします! 本気で向き合っている人たちばかりだからこそ、この人たちと同じ温度に自分もならなきゃって感じるんです。私はふだんほわほわしているし、ちょっとローテンションだけど、心の火はアツいので、自分発信というよりはまわりの方たちに火をつけてもらってボー!!とアツくなるタイプだと思っています。

――反対にあせったしゅんかん……舞台での失敗はありますか?
もう本当にいやになっちゃうんですけど、最近セリフがよくとぶんです(笑)。非常にあせるんですけど、まわりの人がいつも「大丈夫だよ!」ってフォローしてくれてありがたいです。本当にチームワークに助けてもらっている感じですね。

――演劇のおもしろさってどんなところにあると思いますか?
舞台の上には自分の知らない人生があって、こういう生き方もあるんだーとか、それは観る人によってとらえかたはちがうと思うけど、とにかく限られた空間の中で、限られた人たちが集まって、ひとつの世界を演じているんですよね。劇場というひとつの空間で、知らない人たちがたくさんあつまって、同じ時間を共有しているしゅんかんって、すごくすてきだなってことは常に思っています。舞台は自分が出向いていかないと出会えないものだから、そこがやっぱりいいんじゃないかなって思うし、演劇のおもしろさにつながっているんじゃないかな。

――最後にニコ☆プチへメッセージをお願いします!
まず、またニコ☆プチにこうして関わることができて、すごく幸せです♡ 今回“WELCOME KIDS PROJECT 夏休み!オン・ワークショップ2026”に参加させていただいて、子どもたちの自由さを見て「あー、私もまた戻りたいなぁ」とずっと考えていました(笑)。むじゃきなコもいるし、恥ずかしそうにしているコもいる……それぞれに個性があって、そのコたちのいろんな瞬間を間近で見るのは楽しかったです。しかも、私はもうニコ☆プチにでていないのに「ニコ☆プチ読んでます!」って声をかけてくれるコもいて、うれしかったです。
ニコ☆プチにはキラキラしたものがいろいろつまっていて、これから大人になって大事にしていきたいと思えるものにもいっぱい出会えるはず。だからこれからもニコ☆プチをいっぱい読んで、誌面の中にあふれているかわいいもの、カッコいいもの、きれいなもの、すてきなものをいっぱい見つめて、キュンキュンしながら学校とか勉強もがんばってください♡ 私もがんばります!


七木 奏音 ななき・かのん
1997年2月7日生まれ、東京都出身。ニコ☆プチを卒業後、ドラマや映画で演技の経験をつみ、現在は舞台を中心に活やく中!

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Photo/Kusumoto Takaki Text/Ando Yoko

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